2017/02/11

ケルンメッセ 2017 雑感

ケルンメッセ 2017 雑感





TEAM7ブースやショップに必ず置いてある木の断面オブジェ。
今回はキッチンにクルミの木、リビングがオークの木でした。


一番人気はロフトキッチン。料理をする時間が楽しくなりそうです。


ケルンのメッセ会場は日本のビッグサイトなどの比ではないくらい広く1日や2日では回り切れないほどです。
TEAM7のブースに常駐していて感じたことは日本人は非常に少ないこと、アジアからは中国や韓国の人々が目につきます。
皆展示された商品を見るというよりも写真を撮ることに夢中です、アジアからの人たちは商談というよりもデザインやトレンドを見つけに来ているのでしょう。
見かけた日本からの人たちは販売好調の安売り家具会社の人たちでした。集団で来館しあちこち分散して今後の商品情報を足早に探しに回っているようでした。
ツアーで訪れているインテリア関係者もいましたが言葉の問題かメーカーの説明など聞くこともなくガイド役の説明を聞いているという不思議な状況でした。案内者の知識を出ないの解釈のみという状況は残念です。

私たちはTEAM7や、スイスのde Sedeの説明を聞きましたが歴史とポリシーに裏付けられたブランドが変化の速いこの時代でもしっかりと歩み続けていることに対しての尊敬の念が深まりました。何事にも足をとめ、話を聞き、じっくりと見る、自分の頭で考えるためのベースを持つことは大事なことです。日ごろから感じていたことですが、暮らす、眠る、食べる…生きていることの流れの中での決断はすべてつながっていてこの世界を作っているということを実感した旅でした。
ドイツ、ヨーロッパの重厚な石の文化は冷たく重いのですがそこにさす太陽の光はあたたかく清々しく癒されます。対極に感じるものの中に生き生きとしたものはあるように感じます。同質なぬるま湯の中では得られないものかもしれません。
これからヨーロッパはアメリカは世界はそして私たちはどこへ進んでいくのでしょう。
                                     
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